撥水のれんのメリットについて考える

カビも発生しづらい

のれんを長持ちさせるためにのれんは店の雰囲気を伝えたり営業中かを示したりと、大切なお店の顔です。
カビが発生したり汚れが付いていると、店舗の中までもそんな不衛生な
状態なのではないかという想像がついてしまいます。

そこで「撥水のれん」を使えばそんな心配は要らなくなります。
撥水のれんとは、撥水加工が施されてあるのれんのことです。

撥水加工なんてホームセンターで販売されているスプレーを吹き掛ければできる、
と思うかもしれませんが、スプレーだと撥水剤が小さな粒子状になって
布の表面にくっつくだけなのですぐ取れてしまいます。

そのため、頻繁にスプレーをしないと意味がありません。
しかし、これは布を撥水剤の中に漬けるため布全体に皮膜ができて、
生地を水から守ってくれます。

のれんが撥水加工されていると、雨の水を弾いてくれるので
濡れずにいつまでも乾いた状態です。

雨の日にのれんをくぐったお客さんの洋服を濡らしてしまう、なんてことはありません。
また、布が濡れているとカビが発生しやすくなり、のれんの品質を下げてしまいます。雨を防ぐ

のれんは軒下にあることが多く、濡れると日が当たらずなかなか乾きません。
いつまでもじめじめしているとすぐにカビが生えたり悪臭を放つようになります。

一度発生すると何度も出てくるので、できれば早いうちに対処しておきたいものです。
撥水のれんはそもそも濡れないのでこういった問題も起こりません。

また、撥水加工で生地がバリアされているので紫外線や汚れも防いでくれます。
紫外線は染色料の劣化や生地を傷めるなど風合いを損なう原因です。

汚れにくいそれがないので長期間きれいな状態を保つことができます。
それから、水に強い染色料を使っているので洗濯しても色落ちしてしまうことはありません。

しかし、撥水加工の効果を長持ちさせたいなら洗濯は控えた方が良いでしょう。
もし汚れた時は、乾いた布でこするか固く絞った布で拭き取れば大丈夫です。

表面がつるつるしているので汚れも付きにくく、取れやすいのも魅力な点です。