撥水のれんとは撥水加工を持つのれん、または撥水加工を施したのれんです。
のれんの生地をナイロンにすることで、撥水機能を持つのれんが出来上がりますが
ナイロン以外でのれんを作成するというケースも多くあります。
そこで、ナイロン以外の生地に撥水加工を施すことで、撥水のれんとするという方法があります。
撥水加工を施したのれんは水分を弾くので、汚れも付きにくくなります。
加えてのれんの色が変色しにくくなります。撥水加工を施す場合には生地を選択します。
その中でも人気なのが綿です。
綿は古くから使用されており、現在の日本での衣料用繊維の4割程度を占めています。
綿の大きな特徴はその吸水性の高さです。
しかし、撥水加工を施すと吸水性は活かされなくなるので、他の部分の特徴に
着目する必要があります。
この繊維には手触りが良いという特徴があります。
加えて染色しやすいことも大きな利点です。
のれんはお店においてインテリア的な役割も果たしています。
そのため、デザインにはこだわりたいという方も少なくありません。
この繊維であれば染色が容易なので個性豊かなデザインを実現しやすくなっています。
また、撥水加工のおかげで染色した色が褪せてしまいにくいのも利点と言えます。
この繊維には空気中などの水分を含むことで後々の縮みに繋がるという弱点がありました。
しかし、撥水加工を施すことにより水分を含みにくくなるので、この弱点は緩和することができます。
オーソドックスな繊維でもあるので、どの繊維を使用するのが良いのか分からない方にも
おすすめできる繊維の1つと言えます。
撥水加工をしていないものを既に使用している場合はインターネット上などで
撥水加工を依頼することで、撥水の恩恵を受けることができます。
撥水加工がどの程度の効果を持つのかについてはホームページ上などで確認しておくことをおすすめします。
汚れが付きにくくなることでお店の見栄えも良くなる可能性があります。